当たり前の話ですが、CVR（購入率）を1%から2%にすることができたなら、今の収益は2倍になります。
しかしCVRを向上させるというのは簡単なことじゃありません。
度重なるA/Bテストを行い、様々な要素を最適化してようやく数十%の向上が可能かどうかというレベルですから。
誰もが「簡単にCVR上げられたらな」と思うところですが、実はあったりします。
科学的にたった一言でCVRを2倍にする可能性があるとわかっている言葉があるのです。
頼み事を2倍受け入れてもらいやすくなる一言【BYAF】
西イリノイ大学の研究で、説得術に関する研究から質の高いものを42件まとめ、22000人ものデータをメタ分析したものがあります。
URL：https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/10510974.2012.727941
この研究によって心理学で最強の説得術はこれだ！というものが分かりました。
それが『BYAF法』と呼ばれるものです。
BYAFとは「But Your Are Free」の略で、頼みごとの最後に一言「しかし、あなたの自由ですよ」と伝えるテクニックのことをいいます。
このBYAFを使用した場合、使わなかった時と比べると2倍「YES」と頼みごとを聞いてもらえたという研究結果になっているのです。
BYAFがなぜ効果を発揮するかと言えば、相手の選択したいという意思を尊重しているからです。
アフィリエイトで商品を売るときにおいてもBYAFを使えば、読者の選択欲求を満たすことができるためCVR向上が期待できます。
BYAFを使うときの例
英語を直訳して「しかし、あなたの自由です」としていては、文章に違和感が出てしまいます。
相手の意志を尊重することが本質なので、文章は色々と変えても問題ありません。
例えば、
- 自由に選んでくださいね
- とはいえ、好きにしてもらって構いません
- 無理する必要はないですよ
- どれぐらいでも大丈夫です
- 自分のタイミングでやってみてください
などなど、バリエーションはいくらでも用意できるかと。
自分の好きな方法を採用してもらえたらと思います。
筆者が実際に訴求でBYAFを使ったときの例
一応、筆者がどんなふうにBYAFを盛り込んでいるかも紹介しておきます。
この記事を読むだけでも、収入アップは可能でしょう。
しかし、もっと稼ぎたいと言うならザ・コピーライティングを手に取る以外ありません。もちろん無理強いはしませんよ。
文章の最後でザ・コピーライティングという本を訴求しているときの文章です。「もちろん無理強いはしませんよ」という部分がBYAFですね
どちらの手法にせよ私が実際に利用し、月数十万円の収益を上げているテクニックであります。
どのやり方を試し稼げない現状を打破するかは、あなたの自由です。
上記は2つのブログ収益をアップさせる記事の書き方を紹介しているときの文章です。どちらを選んでもいいですよとしているところがBYAFとなっています。
とにかく重要なのは、「絶対これやったほうがいいですよ！」とゴリ押しせず、「無理にする必要はありません」と訴求後に少し引くことです。
そうすればBYAFという心理学で最強の説得術を再現することができます。
売上をもっと加速させたいあなたへ
BYAFの魅力を知った今のあなたなら、どんな言葉を使うかで成果が大きく変わるということをわかってもらえるかと思います。
最初にも書きましたがCVRを2倍にすることができなたら、単純に収益は2倍です。
言葉を少し入れ替えるだけで、多額の収入を得られる。これは相当な魅力です。
そこで提案したいのが、コピーライティングを学ぶという選択肢であります。
コピーライティングというのは言葉を選ぶことで、読者の行動をよりコントロールしようという技術です。
もしコピーライティングを完璧に使いこなしたなら、CVRは2倍どころの騒ぎではないかもしれません。
私の人生を変えてくれた書籍である「ザ・コピーライティング」で勉強することをおすすめはしますが、どんな方法で学んでもらっても構いません。
コピーライティングでより効率的に稼げるようになることを祈っております。
コメント