「ブログを開始してから3ヶ月~半年で結果は出てくるものだよ」
誰が言い出したのか。よく見かけます。
実際問題この言葉はほぼほぼ当たっていて、ちゃんとやるべきことをやってきたのなら、半年した頃には月数万PV出ていることのほうが多いです。
とはいえ半年経ってもアクセス数が増えないという人もいます。
なぜそんなことになってしまうのか?
これはアクセス数の増えないよくある理由に当てはまってしまっている場合が多いです。
ブログのアクセス数がなかなか増えないよくある理由
ブログのアクセス数は、検索エンジンからの流入によって賄われています。
(筆者運営サイトの流入割合、Organic Searchが検索エンジンからのアクセス)
仮にTwitterのフォロワー数を数十万稼いだとしても、検索流入が80%を割ることは稀です。
それぐらいブログのアクセス数は、検索エンジンに依存しています。
つまりは、もしあなたのブログのアクセス数が増えないというのであれば、検索エンジンから評価を得るのに十分な状態ではない可能性が有るということです。
【理由1】記事数が50にも満たない
月に数万のPVが欲しいというのであれば、最低限50記事程度は書いていないと厳しいでしょう。
理由は2つあります。
- 1記事で稼げるアクセス数はそんなに多くないから
- 記事が多いと、内部リンク数が増えSEOに好影響が出やすいから
難しい話を抜きにすると、基本的に記事数の多いほうがアクセス数は伸びやすいです。
しっかりとした戦略を立てると、少ない記事数で高アクセス・高収益のブログを作ることも可能ではありますが、そのためには知識・経験・資本。必要なものが多いです。
もし50記事も書いていないのにアクセス数が伸びないと嘆いているのであれば、今すぐ自分のブログの管理画面に戻って、企画を考えたほうが良いかもしれません。
【理由2】キーワードを意識した記事の書き方をしていない
最も多いかもしれないのが、キーワードの意識の低さです。
キーワードとは、検索エンジンに入力されている言葉のことを指してます。
先程も書きましたが、アクセス数の殆どは検索流入に依存するため、検索キーワードを意識した書き方は必要不可欠です。
なぜなら、キーワード対策を施した記事でなければ、検索流入はほとんど得られませんから。
詳しいキーワード戦略は書き書籍にてまとめましたので、自分に足りないと思う場合はどうぞ。無理に読まなくても大丈夫です。
【理由3】参入したジャンルの競合が強く、まだ日数が必要
「3ヶ月~半年でアクセスが伸び始める」
というのは、あくまで一般的なジャンルの場合です。
例えば
- 金融
- 美容
- 健康食品
などの非常に収益性が高いがために、沢山の企業や個人が狙っているジャンルの場合、1年以上の期間を見るのが前提になってきます。
あなたの書いているジャンルのことを検索してみて、もし上位に企業や法人が作ったような、高いデザイン性の誇るサイトがある場合は、更に時間を見たほうが良いかもしれません。
【理由4】需要があまりないジャンルで記事を書いている
これも結構多いです。
私は過去、自分がやっていた陸上競技から
をまとめたブログを作ったことがあります。
需要がゼロというわけではありませんでしたが、多くの人が求めていたのは学生ランナー向けの情報ではなく、市民ランナーがマラソンをどう攻略するべきかの情報でした。
そのため、私が作っていたブログで得られたアクセス数は月数千程度という結果に。
その後、市民ランナー向けの情報を書くようにしたところ、月20万PV程度のブログに育てることができました。
ランチェスター戦略的に拡大するのが最良
アクセス数を求めるのであれば、確かに需要の多いところで書かなくてはいけません。
しかし、ランチェスター戦略的に拡大していけるのであれば、そちらのほうが効率的ではあります。
ここでいうランチェスター戦略は
という方法のことです。
私が例に上げた、学生ランナー向けのブログは、まさにランチェスター戦略によってうまくいきました。
ただ、市民ランナー向けの情報を書いていたのであれば、おそらく他にもたくさんあったブログに埋もれていたでしょう。
しかし最初に当時あまりなかった、学生ランナー向けのブログを作ったことにより、口コミで人気が高まり、その結果市民ランナー向けの情報でもしっかりアクセスを確保することができました。
もし今あなたが需要があまりないジャンルで書いているのであれば、それは確かにアクセス数が増えない原因ではあります。しかし、今後飛躍する可能性を今まで作ってきたということでもあります。
私と同じように、需要の高い類似ジャンルの情報を書き始めたら、急激にアクセスが伸び始めるかもですよ。
【理由5】サイト全体の戦略がGoogleに嫌われている
最後に、あまりないかもしれませんが、あなたが今採用している戦略によっては詰んでしまっている可能性があります。
例えばそれは、ローラー戦略を駆使したブログ作りです
具体的には『○○ テレビで見る』のようなキーワード群です。〇〇にはHuluやU-NEXTといったサービス名が入ります。
サービスによってテレビで見る方法はさほど変化ないため、記事内容をコピペしてサービス名のところだけを変える、量産が可能なのです。
ただし、私の検証によると、どうもローラー戦略をベースとしたサイトはGoogleから引く評価を受けるように感じています。現に1つローラー戦略を主軸に作ったところ、全くと言ってよいほどアクセスを得られませんでした。(他にもSNSで似たような意見を確認)
ズルをしようとすると、だいたいGoogleは対策してきます。楽してるなぁと思ったら、その手法は長く続かないかもです、やめときましょう。
ブログのアクセス数を堅実に増やしていくためには
アップサイド・ダウンサイド、なんて言葉があります。
ブログのアクセス数で言うと、
- アップサイド:うまく行った記事に注目して、似たようなことをする
- ダウンサイド:アクセスが伸びなかった記事に注目して、なぜダメだったかを探る
という感じ。
堅実にアクセス数を伸ばすために意識するべきなのは、ダウンサイドです。
プロテニスの試合では、勝つのは「点を失わなかったほう」だと言います。
逆にアマテニスの試合なら、勝つのは「点を奪ったほう」だと言います。
これはアマチュアほど良いプレイをしたほうが勝ち、プロほどミスをしたほうが負ける。というのを表した言葉です。
もう少し言うと、プロでも通用するダウンサイド(敗因を潰す戦略)のほうが優秀であると言えます。
ではブログのアクセス数を増やしたいあなたが取るべき戦略はなにか?
ここまで挙げた5つのアクセスが増えない理由を、全て潰していく。それだけです。
時間がない!今すぐアクセスを増やしたい!人向けの裏技
「今すぐアクセス、もしくはお金が欲しいんだ!」
というのであれば、トレンド記事を書いてみるのも一つの手です。
トレンド記事というのは現在話題になっている情報をまとめた記事のことを言います。
いわば雑誌的な記事です。
トレンド情報はまだ誰もまとめていないため、書きさえすれば検索エンジンで上表示することができます。つまり話題になったばかりの情報をすぐ書けば、記事を簡単に上位に出してアクセスを稼げるということです。
注意点。簡単に見えますが、実は結構難しい戦略だったりします。
詳しい話は下記ページにてまとめましたので、気になる方はチェックしてみてください。
⇒ブログにトレンド記事を投稿しても90%は無駄な努力で終わる理由
今稼いでいるブロガーは、みんな不安な時期を乗り越えてます
私もそうでした。
⇒ゼロから月10万稼ぐまでにかかった期間と記事数【アフィリエイト】
誰もが
「本当にこのままやってアクセスが増えるのか」
「なにか失敗してしまったのではないか」
「時間を無駄にしているだけなんじゃないか」
そんな、恐怖にも似た不安を感じてます。
この不安感はとても凶悪で、だからこそブログで稼げたという人たちは少ないのです。
ですが、逆に言えばブログで失敗する原因は、不安でしかないということでもあります。
不安感に打ち勝ち、正しい戦略を持って淡々とブログを続けることができたのなら、あなたも勝ち組ブロガーの仲間入りが可能ですよ。
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