「ブログ100記事論」を始めとして、今のブログ副業の世界ではとにかく「記事を書け」という言葉が蔓延しています。
確かに、過去の著名な画家や小説家なんかは、世の中に出ている小説よりはるかに失敗作として影に葬った作品のほうが多いわけですから、数をこなすというのは大事なことです。
しかし「記事書け」という言葉に騙されて、ただひたすらに手を動かそうとすると思わぬ結果に繋がる可能性があります。
もしあなたが稼ぎたくてブログをやっているのだとしたら、稼げない未来が待っているかもしれません。
ブログ毎日更新の落とし穴、アイデア力低下の罠
ブログを毎日更新するということは、1記事に掛けられる時間が減るということです。
一般的に、アイデアは時間をかけるほど良質なものになる傾向があるため、毎日更新をしていれば創造性の低下が起きると考えられます。
「毎日更新するからと言って1記事にかける時間はそんな変わらないのでは?」
という疑問はたしかに正しいのですが、実際人は保留されていることに意識を持っていかれがちになるため、記事を書いていない日常生活でもアイデアを磨いているものなのです。
保留は高品質な記事提供に必要
「I have a dream」(私には夢がある)の演説で有名なキング牧師、実は彼台本の締切を何度も破っていました。
自分の演説台本の完成度に納得がいかなかったため、締切を延期してもらい、日常生活の中からの気付きによってより優れた内容へと昇華したのです。
もっというと「I have a dream」という言葉は、本当の最後の最後。演説直前に追加された言葉だと言われています。
保留するということはそれだけ、コンテンツの質を高めてくれる重要な要素と言えるわけです。
だからこそブログの毎日更新をすると記事の質低下をまねき、稼げない結果へと繋がりかねません
大量更新をしなくても稼げるサイトが作れる実例
「毎日更新するぐらいの気概がないと稼げないのでは」
という考えの反例として、私が作成した59記事で月7万円以上をコンスタントに稼ぎ続けているサイトを紹介します。
また注目してほしいのは最終更新履歴でして、最後の投稿は2018/2です。それでも収益は下がることなく、一定の収入を得られています。
このサイトが何故稼げているかといえば、どんな記事を書くべきかにこだわってアイデア出しをしたからに他なりません。
ブログの毎日更新をせずに一球入魂で作っていくというのも一つの道ではあります。
とはいえ初心者の内は更新頻度が稼ぎに直結しがちなのも事実
上記サイトがなぜ稼げるかと言うと、アイデアにこだわったからというのもありますが、それができたのは今までの蓄積があったからでもあります。
アイデア力というのは『経験 x 知識 x 発想力』とも言える存在ですから、良い記事を書きたいならたくさんの記事を書いておくというのも大事なことです。
そういう意味では始めのうちこそ苦痛に打ち勝ってブログの毎日更新に望んでみるというのも悪くはありません。
記事の質を落とさずブログを毎日更新する方法
「ブログの毎日更新するのはいいけど、アイデア力が落ちて結局稼げないんじゃ意味ないよ!」
今までの話から考えると、そういうことになっちゃいます。
なら逆に考えればいいんです。アイデア力を落とさず毎日更新すればいいんだと。
科学的に正しいアイデアの出し方
たった一つというわけではありませんが、最も手軽かつ効果的なのは”歩く”ことでしょう。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24749966
上記研究によると、室内で座りながらアイデアを考えた場合より、外で歩きながら考えた場合のほうが約2.5倍アイデア力が向上することが分かりました。
この2.5倍という数字には質・量がともに含まれていますから、ブログの毎日更新をしながら高いクオリティを維持したいのであれば、とにかく歩くというのが正解になります。
そもそもブログを毎日更新することが難しいあなたへ
アイデアが出せたところで、手が動かなければ意味ありません。
そもそもなぜ「ブログ100記事論」がネット上で盛んに議論されているかといえば、100記事書くことが難しいからです。
なぜ100記事書くのが難しいかといえば、記事を書くというのが殆どの人間にとって難易度の高いタスクだから。
それを踏まえるとアイデアが出せたところでブログの毎日更新は難しい可能性があります。
そんな悩みの解決策として「ブログを毎日更新するための科学的テクニック」をまとめましたので、もしよければ参考にしてみてください。
とはいえ書けさえすれば方法は何でもいいわけですから、無理に読めとはいいませんよ。
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