プロフィールとはなんでしょうか?
辞書を引いてみると
- 人物の略歴
なんて、説明がなされています。
だからといって馬鹿正直に、いつ生まれ、どんな人生を送ってきて、今何を目的に活動しているか。
そんなことを書いたなら、駄目プロフィールが完成してしまいます。
読者がプロフィールに求めること
プロフィールをなんのために書くか。これは間違いなく
- 読者のため
といえます。
では逆の立場で考えましょう。どうして読者はあなたのプロフィールページに訪れたのでしょうか?
興味を持ったから?
確かにそれもありえますが、一番は
を判断するためです。
本当に濃い悩みを抱えたユーザーにとって、プロフィールページは最も適切な「信じてよいのか」の指標になりますから。
面接官が必ず自己PRを求めるのと同じですね、読者も信頼できるかをプロフィールページから確認したいのです。
人はどこで信用できると判断するのか
信頼度をプロフィールページでチェックされるというのなら、信用されるプロフィールページを書くことが正解であると言えます。
では信用されるにはどんな情報を提示する必要があるのでしょうか?
- 権威性を示す情報
- 個人情報
大まかに分けると、このたった2つの情報だけで人はあなたの信頼度を計ろうとします。
2つのポイントが信頼度に影響する理由
権威性
『誰でも出来る執刀術』
なんて本を抱えた医者があなたのオペ室に入ってきたらどう思います?
おそらく多くの人は「この人素人なんじゃ…失敗するかも…」と不安に思うはずです。
『誰でも出来る執刀術』という本が権威性を損なわせた結果であるため、逆説的に権威性が信用に関わることがわかってもらえるかと。
自己開示
類似性の法則と呼ばれる現象からこちらは説明できます。
昔SNS上である芸能人が、コワモテのおじさんに誕生年を聞き
と言ったところ態度が軟化して、円滑にロケが進んだと話題になっていたことがありました。
類似性の法則とは
という現象のこと。
だからこそプロフィールページでは自己開示をしておくことが重要となるわけです。
【注意】激しい自己主張は信頼度を下げます
信用させるためには自己開示が必要であることを書きました。
しかしとある「出会い系でウケるプロフィールの特徴を調べた」研究によると
- 自分の強みをやたらと強調する×(セレクティブ)
- 外部の補足情報を活用する○(ウォレント)
ということが分かりました。
つまりは低セレクティブ・高ウォレントが受けるプロフィールであったということです。
例えば
- 「年収1000万を達成しました!すごいでしょ!」
と書くより、
- 「私の年収についてはこちらのページを見てもらえばわかります」
と別ページで説明したほうが良いということです。
もう少しわかり易い例でいうと実績を列挙するより、実績一覧のページを作成してそちらへのリンクを掲載しておくほうが信頼してもらえるということですね。
とにかく高セレクティブ(自己主張が強すぎる)プロフィールは信用してもらえなくなるので気をつけてください。
信頼されるブログプロフィールの書き方
ここまでの情報を踏まえて、
- 権威性
- 自己開示
の具体的な落とし込み方を見ていきましょう。
【1】ブログプロフィールで権威性を出す方法
提供している情報によって、権威性発揮のために必要なことは変わります。
例えば、「がん手術体験記」というブログに必要な情報は
- がん患者であった証明
ですし、「がん手術完全マニュアル」というブログに必要な情報は
- どれだけがんに詳しいか
を示すものです。
今あなたが読んでいるこのブログは
- ブログ・アフィリエイトのテクニック
- ライティング情報
を提供していますから、権威性のために必要な情報は
- ブログ・アフィリエイトの実績
- ブログの経験歴
- ライティングの経験歴
- どうやって学んできたか(読んだ本など)
などが適切だと考えられます。
もし示す情報が思い当たらず難しいという場合は、2つ目の自己開示だけしておくのでも問題ありません。
【2】類似性の法則を期待できる自己開示ポイント
例えばですが性別はそこまで信頼度を高めてくれません。なぜなら50%程度の確率で発生する事柄ですので。
類似性の法則による信頼度は希少性も影響してくるため、適切な自己開示ポイントは
にしておくとより効果的です。
具体的に書いておきたい情報は
- 誕生年
- 出身地・現住所
- 趣味
- 好きなモノ全般
- やりがちな癖
- 今後の夢
などなど。ここに書いた情報以外にも自分にまつわる情報をひたすら列挙しておくと効果的です。
もし考えにくいのであれば「自分がこんな共通点を持つ人と知り合えたら幸せだ」と思うポイントを書くようにしましょう。
ここまでのテクニックを実践しているプロフィールはこちら
構成としては
- 権威性に関わる情報
- 自己開示
という順番になっています。
このブログはテクニック系の情報を多めに出しているため、権威性を示したほうが良いと考えた結果です。
やり方だけ聞いても、うまくイメージが湧かない時の参考にどうぞ。読まなくても問題ありません。
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