発達した科学は魔法のようだなんて言われていますが、実際科学の世界では
22000人のデータを分析することで説得力が2倍になる一言が見つかった
– https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/10510974.2012.727941 –
などという成果が上がっています。
説得時に使う言葉の一部を変えるだけで2倍Yesと言ってもらえるようになった、なんてブログ・アフィリエイトをやっている人にとっては魔法のような話です。
なぜならもし仮にブログに導入したなら、売上が2倍になるかもしれないわけですから。
【BYAF】説得力が2倍に向上した魔法の一言
冒頭にも挙げた、2倍Yesと言ってもらえるようになった魔法の言葉がBYAFです。
BYAFとはBut You Are Freeの略で、日本語に訳すと「しかしあなたの自由です」となります。
例えば、
のように、おすすめした最後に「しかしあなたの自由です」というニュアンスを伝えるだけの簡単テクニックです。
なぜこのような効果が得られるかと言うと人には選択欲求があるため、ただおすすめされるだけでは行動を強制されている感覚になり、逆にできなくなるという特性があるからでしょう。
小学生がよく言う「宿題やろうと思ったけど、ママにやれって言われたから逆にやる気なくした!」っていうのと原理は同じです。
自発的行動であると本人が思えるかどうかはとても重要であるわけですね。
BYAFの例文
- しかしあなたの自由です
- どれを選んでもらっても構いません
- 無理やりにでも買うべきとは思いません
- 好きにして大丈夫です
- 無理強いはしません
など。無理やりやらせる気はないというニュアンスを違和感なく伝えれば問題ありません。
ちなみに、
のような、お金を払うことを前提として、額を自由にさせるという使い方でも説得力は2倍になったという結果が出ています。
BYAFを上手く使ってブログの売上を加速させてみてください。無理強いはもちろんしませんよ
【半端な数字】相手の「なぜ?」を誘うテクニック
BYAFをだけ紹介するのでもいいのですが、タイトルに【3選】という言葉を入れた手前、残り2つも紹介していきたいと思います。
- 「小銭をくれませんか?」
- 「25セントくれませんか?」
- 「37セントくれませんか?」
上記は道端をゆく人々に声をかけてみた場合、実際にお金をくれる人は使う言葉によって変わるのか。を実験したときに使われた文言です。
URL:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1559-1816.1994.tb00610.x
成功率は
- 小銭 → 44%
- 25セント → 64%
- 37セント → 75%
という結果になりました。
最も高い数字であるにも関わらず37セントの成功確率が高かったです。
なぜこうなかったかというと、37セントが半端な数字だからであります。そしてこの手法をピークテクニックと呼びます。
ピークテクニックの原理
どうして半端な数字を提示するだけで、説得力が向上するのか。
これは「相手が金額に「なぜ?」と思ってしまうから」だと言われています。
つまりはこうです。
通常、「なんでこいつはお金をくれと言っているんだ?」と思うのに対して、ピークテクニックを使うと「どうして37セントという半端な金額なんだ?」と思ってしまう。
ゆえに頼み事を断るのでなく、お金を払う前提で金額を争点にしてしまう。
からだろうと言われています。
【たとえ話】その昔、ビル・ゲイツは言いました
オタクには親切に。いつか彼らの下で働くことになるでしょうから。
-ビル・ゲイツ-
この話を「どうしてオタクに親切にしなきゃいけないんだ」という流れにぶつけたら、説得力が向上します。
こういったたとえ話を使った方法の有用性は、2年分のSNSなどを分析した研究により分かりました。
URL:https://arxiv.org/pdf/1602.01103v1.pdf
ブログの売上アップに使っていくのであれば、例えば「どうしてブログの売上アップに言葉を変えるのがおすすめなのか」と悩む人を説得したい場合、私なら
のように説得するでしょう
まずは一言だけの簡単テクニック、BYAFを使ってみましょう
BYAFは特に何も考えずとも、扱うことのできる超簡単テクニックです。
なぜなら頼みごとのあとに「無理はしなくて大丈夫ですからね」と書くだけですから。
もしあなたが本当にブログの売上をアップさせてみたいというのであれば、まずは今学んだその知識を使ってみてください。場合によっては2倍の収益が手に入ります。
まあ無理にとは言いませんけれどね。
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