コミュニケーションに長けた人間のことを『コミュ強』なんて呼んだりしますが、こんな言葉ができる程度にはみんなコミュニケーション技術に注目しておるわけです。
おそらくこの記事を読んでいる人もコミュニケーション強者になりたいその一人かと思います。
コミュ強になるための方法はたくさんありますが、実は
- 相談ほど効率的で再現性の高いコミュニュケーション技術
はありません。
その根拠をお教えしましょう。
コミュ強の必須スキル、相談の真実
なぜ相談上手がコミュ強につながるのか。
それは心理学で用いられる
と呼ばれるワードがヒントになってきます。
心理学用語、認知的不協和とは
例えばあなたは親しい人にしか話せないことってありますでしょうか?
- 性的な話
- 恋愛話
- コンプレックス
- 過去の過ち
- 墓まで持っていきたい話
たくさんあると思います。
認知的不協和とは
のことを言います。
これこそが相談上手な人ほどコミュ強である理由です。
相談形式だと簡単に深い話が出来る
例えばですが
- 最近彼女ができたもうめっちゃハッピーなんだよね!
と、仲良くもない人から言われたらどう思いますか? 「は?知らねーよ」と思いません?
しかしこれが
- 最近彼女ができて楽しいは楽しいんだけど、将来はちょっと不安なんだよね…
のように相談形式だったら、話をする体制になるでしょう。
そこから「あなたの恋愛事情は?参考までに聞きたいです」と言われたら、話さざるを得なくなります。
恋愛話をしてしまったら認知的不協和が発生しますから、あら不思議。なんだか目の前のそんなに親しくなかった人が友人程度には見えてきてしまうのです。
コミュ強がよく言う下ネタを話すと仲良くなれる理論の裏付け
男は下ネタを話したら友達。
なんてことをコミュ強の人間が言っていたりするのですが、これも認知的不協和なのです。
普通話せない性的な話題をすることで心理学的に仲良くなってしまうわけですね。
とはいえ
わけですよ。
そこで相談形式、例えば私の友人のコミュ強者は「俺、オナニー週に10回以上しちゃうんだけど、やばいよね…」と話すことで、周りのオナニー回数を聞き出し認知的不協和を起こしていました。
また酒の席だと理性によるブレーキが効きにくくなるので、より話しにくいことを話させやすくコミュニケーションには有利な状況を作れます。
恋愛相談を受けると異性が落ちる理由
女性でも男性でもいいですが、異性の恋愛相談を受けて、そこから自分のモノにしてしまう人たちっていると思います。
これも認知的不協和を利用した技術です。
話しにくい恋愛事情を聞くことで親しみを生み、自分の彼氏・彼女にしてしまうわけですね。
よく聞く話だと思います。
「恋愛相談受けるよ!」と言って、狙っていた男・女を口説き落とすコミュ強たちの存在は……
コミュ強として簡単に振る舞うならとにかく相談&相談!
相談内容は出来る限り込み入ったものにしておくのがおすすめです。
- 彼女が働きもせず、家事もしてくれない、そのくせ厳しい
- 彼氏が頼りない、甲斐性がない
などの恋愛相談は王道ですし、
- 下ネタ
- 仕事や学校で精神的苦痛を味わっている
- 家庭内トラブル
などもありでしょう。
……あ!そうそう、1つだけ大事なことを言い忘れていました。
相談上手でなければコミュ強ではなくコミュ障に
コミュニケーションの本質とは”共感”です。
そのため
みたいなのは、相手からするとただただネガティブな感情をぶつけられただけで不快になりがちです。
例えば男に「金玉ぶつけたらめちゃくちゃ痛かった」という話をしたら、心の底から共感してもらえるでしょう。しかし女性に言ってもそれはなかなか伝わりません。
逆に女性が「生理の時期本当にツライ」という話を同性にしたら共感されますが、男はなかなかイメージできません。
共感できない話は基本的につまらなく、退屈であるためこれではコミュ強とは言えないわけです。
相談をうまく使ってコミュ強になりたければ、「相手が共感できる悩みを相談する」ことが大事になります。
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