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ゲームでストレス解消が逆効果であるワケ【一部を除いて】

生存戦略

昔からゲームが大好きでして、

勉強で溜まったイライラはゲームで発散だ!

と、金もなかったもんですからフリーゲームを毎日のように遊んでいました。

ただストレス解消としてゲームをやっては見たものの、実際うまくプレイできず逆にストレスを溜めるなんてこともしばしば。

それでも爽快感によってストレスを発散できていると思っていたのですが、そんなこと実はなかったようです。

人はストレスが溜まると欲望に正直になる

人は

  • 本能
  • 理性

の2つの顔を持っていると言われています。ジキルとハイドという物語は、この本能と理性を描いたなんて言われてたり。

で、この2つはそれぞれ

本能:行動力は高いが短絡的で、快楽思考。楽しいこと大好き
理性:やるべきことをやり、我慢すべきことを我慢する。ただし本能より力が弱い

のような特徴を持っています。

人はストレスを感じるとコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され、理性を司る大脳前皮質の機能が弱まるのです。

その結果、本能が優位な状態となり、自分の持つ欲望に忠実になってしまいます。

ストレス解消にゲームをしたくなる理由

なぜストレスを感じるとゲームをしたくなるのか?

理由は簡単です。本能に忠実な状態になっているから

現代のゲームは人の報酬機能をよく理解しており、ドーパミンと呼ばれる意欲を司るホルモンを分泌するように作っています。

その結果どうなるのか?

人はドーパミンをドバドバ出しながら、目の前のゲームにどんどんのめり込んでいく

ことになります。

特に恐ろしいのがソーシャルゲームでして、本能の赴くままプレイし続けてしまうと、お金も時間も失うことになるでしょう。

なぜゲームがストレス解消に逆効果と言えるのか

そもそも

  • 時間
  • お金

を奪ってしまうゲームは悪影響が強いとは言えます。

ただしゲームをプレイすると、集中力や記憶力が向上したというデータもあるので一概に悪とは言えない。(欲望には弱くなるとも書かれている)

何よりもストレス解消としてやっているなら、むしろストレスが溜まるばかりであるというのが最も大きなデメリットでしょう。

なぜゲームをプレイするとストレスが溜まるのか?

それは望んだ結果が必ずしも得られるわけではないからです。

人はどのような状況下でストレスを感じるのか様々ではありますが、自分の希望が通らなかった時というのは、ストレスが発生するシーンの1つではあるでしょう。

ゲームをプレイする目的は

  • 勝ちたいから
  • クリアしたいから
  • 好記録を出したいから

様々ではありますが、必ずしもうまくいくときばかりではありません。

勝ちたかったのに負けた、クリアしたかったのにゲームオーバーになった、ひどい記録を出してしまった。そんなときに人はストレスを感じるのです。

恐ろしいのは、目的を達成できたとしてもドーパミンが出るだけでストレスが発散されるわけではないという点にあります。

ドーパミンにはストレスの不快感を感じなくさせる痛み止めのような作用があるため、ゲームを気持ちよくプレイできるとストレスが無くなっていくように感じますが、実のところ解消できているわけでないのです。

科学的に間違っている、よくあるストレス解消方法

APA(アメリカ心理学会)が大規模なストレスに関する調査を行いました。

文献URL:https://www.apa.org/news/press/releases/stress/

それによると、典型的な誤ったストレス解消方法が9つ提示されています。

  • ギャンブル
  • ショッピング
  • タバコ
  • やけ食い
  • テレビゲーム
  • ネットサーフィン
  • 映画
  • テレビの視聴

これらは全て、ドーパミンを分泌するだけで、ストレスを解消しているわけではない。一時しのぎのやり方であることが分かりました。

なんとなくわかるんじゃないでしょうか?

ギャンブルも、酒やタバコも、テレビゲームに映画の視聴も、全て興奮はしても気持ちが安らぐようなものではありません。

ぶっちゃけた話をすれば、世の中にある大半の娯楽はストレス解消ではなく、ストレスの不快感止めでしかないです。

短期的に見れば多少楽になりますが、解消されなかったストレスがじわじわとあなたの体を蝕み、長期的には身を滅ぼすことになるでしょう。

とある超有名ゲームだけはストレス解消に有効!

「ゲームでストレス解消は無理!」

という結果なのですが、実はあるゲームに関してのみ10分間プレイすると、不安感が減った問研究があるのです。

文献URL:https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Femo0000479

結論から言うと、そのゲームの名前は『テトリス』です。

特に、実験によると

少しずつ難易度が上がっていくタイプのテトリス

のみ、不安改善の効果が期待できたとのこと。

不安感はストレスの源として大きな要素でありますから「将来が不安だ」みたいな長期的ストレスや、「明日の発表を考えると胃が痛い」のような短期的ストレスの対策として使えると思われます。

なぜこのゲームだけはストレスを解消できるのか

ゲームではドーパミンが出るだけで、ストレス解消はできない。

という結論だったはずなのに、なぜ『テトリス』だけはストレス解消につながるのか。

これはフローに入れるからではないかと言われています。

フロー:目の前のことに、完全にのめり込んでいる状態

1日のうち、フローに入った回数が多い人ほど幸福度が高かった。なんて統計があったりする程度には、人の気持ちを改善してくれるのです。

テトリスのジワジワと難易度が上がっていく感覚が、人をフローへ導くのに適しているため、このゲームだけはストレス解消に適しているという結果が出たわけですね。

対戦要素のあるテトリスは悪影響の可能性あり

具体的な名前を出すと「テトリス99」とか。

対戦要素のあるテトリスはストレス解消におすすめしません。

理由は3つあります。

  • ジャマブロックに集中を乱される
  • 敵の存在によってフローに入りにくい
  • 勝敗があるため、結果によってストレスを感じやすい

とくに、勝敗の存在が大きいです。

勝ち負けにこだわっていない段階であればいいですが、人は欲深い生き物。やればやるほど、結果も欲しくなり、最終的に負けるとストレスを溜めるようになる可能性は十分あります。

ストレス解消にテトリスをやるのであれば、1人用の難易度がじわじわ上がる、昔ながらの形式で遊ぶのがおすすめです。

ストレスを解消できる、科学的に正しい方法

生きていればストレスはどうしても溜まるもの。

そんな時、ゲームなどの娯楽に頼っていれば、近い将来破滅を招きます。

身体を壊したり、感情を爆発させ取り返しのつかないことをしてしまったり、質の高い勉強や仕事ができなくなり先行きが暗くなったり。

娯楽によるドーパミンでストレスを感じにくくなっていると、なおさら突然ストレスによる悪影響を受けかねません。

そうならないためには科学的に正しいストレス解消方法を知っておくべきです。

実際、私は言われた通りのことをやるようにしてから、溜まったストレスは1時間もあればデリートできるようになりました。

下記ページにてまとめてありますのでよければどうぞ。無理強いはしませんので。

⇒娯楽は逆効果?仕事のストレスを発散する科学的に正しい方法

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