「競合が弱くて、しかも稼げるキーワードを知りたい」
そう思った私は、いわゆるお宝キーワードを探し始めました。
昔、まだまだブロガーやアフィリエイターが少なかった頃は余裕で見つかったと言われていますが、現代での発見は難しいのが実情です。
しかし自分なりの考えのもと、試行錯誤を続けました。
その結果、私の書籍にも書いたのですが、知人ブロガーより20倍の収益を上げることに成功。
感想を述べるとしたら、意外と見つけるのは簡単です。
お宝キーワードを探すための前提知識
お宝キーワードはA8.netなどで提供されている、成果型広告が発生するというのが前提としてあります。
そのため、商品が売れるキーワードであることが重要です。
商品販売のキーワード選定において、
- 商標キーワード
- ジャンル系キーワード
- 悩み系キーワード
の3分類があるのですが、これを理解しておくことが必要になります。
なぜかといえば、3つのキーワード分類を知っておくだけでぐっとお宝キーワードの発想が楽になるためです。
CVR10%超えも『商標キーワード』
商標キーワードとは、商品やサービス名に関するキーワード群のことを指します。
私がやっていた動画配信サービス系で例えると、
- U-NEXT
- Hulu
- Netflix
などがあたります。
CVR(購入率)が高くなるキーワードが多い傾向にあり、CVRが10%を超えてくることもしばしばです。
安定感のある売上に直結『ジャンル系キーワード』
ジャンル系キーワードとは、商品やサービスを統括する分類のことを指します。
例えば
- 動画配信サービス
- 動画共有サイト
- 動画見放題サービス
などがあたります。
こちらは商標キーワードに比べるとCVRは少なくなる傾向にあるのですが、販売できる商品に多様性が生まれるため安定感があるのが特徴です。
アクセス数が伸ばしやすい『悩み系キーワード』
悩み系キーワードは、人々が抱える悩みに関するキーワードです。
例えば
- 暇つぶし
- ラピュタ 見たい
- 違法視聴 危険性
などでしょうか。
これらのキーワードから動画配信サービスの案件を発生させるのは難しいですが、アクセス数を伸ばしやすかったり、競合が少なかったりするのでお宝キーワードを発見しやすかったりします。
お宝キーワードの発想方法
いくつかありますが、鉄板はツールを使った分析でしょう。
他2つの方法と合わせて紹介していきます
ツールを使ってキーワードを分析する
サジェストツールを使って分析をします。
上記サイトにて例えば『U-NEXT』という単語を入力すると、以下のようなキーワードを取得することができます。
上記画像のような複合キーワードから、
- ライバルが少なく
- 売上につながりそうな
キーワードを探し出すことで、お宝キーワードを手に入れることができるかもです。
この手法の問題点は2つ
一つは多くの人が使う手法であるため、ほとんどライバルが存在するというもの。
もう一つはキーワードが数百件出ることもあり、作業の労力がそれなりにあるというもの。
ただ、マニュアル的に探し出すことも可能であるため、迷ったらまずはここからはじめて見るのがおすすめです。
科学的アイデア発想方法でじっくり考える
私がお宝キーワードを実際発見するのは、想像からがほとんどです。
どうやって発想しているかと言うと、科学的に正しいとされるアイデア捻出方法を採用しています。
- シャワーを浴びる
- とにかく歩く
- 何もない場所でぼーっとする
- 知らない場所へ行く
- とにかく作る
特に意識しているのは『とにかく作る』というものです。
アイデア自体はほとんどの人が出せるものなのですが、同じくほとんどの人は「私のアイデアなんて大したことない…」と手を動かさずに寝かせてしまいます。
かの有名なピカソやベートーベンも作った作品の数は数百、そのうち世に出たのは数える程度です。お宝キーワードを見つけたいなら数を書く必要があると判断しています。
今まで書いた記事から連想する
「サーチコンソール」なら、あなたのサイトにどんなキーワードでアクセスがあるかを調べることができます。
私がよくやるのは
- 表示回数の多い順に並べ替え
- 掲載順位があまり高くないキーワードを抽出
- キーワードを拾っている記事の修正
です。
表示回数が多いのに掲載順位があまり高くないワードは、SEO対策をしていないけれど拾えているキーワードであることが多いため、修正をすることでより多くの利益を獲得できたりしますから。
とにかく記事を書いておくのもお宝キーワード発見につながる
2つの観点から、お宝キーワードを探していく上で記事を多く書くことは重要です。
- グッドアイデアのためには母数が必要
- 記事が多いと、解析ツールからデータが取れる
とはいえ、毎日のようにブログを更新していくことは難しいです。
科学的にしんどいことを習慣的に行うテクニックを下記記事にてまとめましたので、よければ参考にしてみてください。無理に読まなくても大丈夫です。
ここまで読んでくれたあなたにだけ教えるお宝キーワードの例
最後にお宝キーワードの事例を紹介しておきます。
まあおそらくここに紹介した時点で競合が増えてしまうので、お宝キーワードではなくなってしまいますが、参考までに。
FireTVの販売経路として優秀なキーワードでした。月に100件程度の販売が見込めまして、月に3万円以上の収益を一記事で生み出せました。
また『プライムビデオ』の部分を『U-NEXT』や『Hulu』などに変えることで、記事の量産をしつつ更にFireTVの販路を獲得できます。
商標キーワードでありながら、すでに動画配信サービスを利用しているユーザーが調べるキーワードであったためライバルが弱い傾向にありました。
デバイス + アプリで動画配信サービスの訴求が可能でした。
FireTVという商品を深く掘り下げているサイトはあまり多くなく、またそこまでSEOに力を注いでいる方もいなかったためお宝キーワードと言える難易度でした。
かなり小さい規模ではありますが、「漫画喫茶でも自分が使っている動画配信サービスの利用が可能か」に答えた記事から月に1件程度の獲得が見込めました。
このキーワードはほとんどライバルがゼロであったため、収益化という側面だけで見れば難易度は極小です。
ただし収益性はあまり高くはありませんでした。
以上です。
広められるとお宝キーワードではなくなってしまいますので、あなた個人的利用に留めていただけたらと思います。
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