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メンサのIQは本当に全人口上位2%なのか現役会員が解説します

生存戦略

メンサは高知能集団などと呼ばれていますが、実際のところどうなのでしょう。

おそらく

  • 高知能なんて大げさなこと言ってるなぁ

と思っている人も多いはず。

本当のところを真面目に解説します。

メンサに入れるのはIQが上位2%の人間のみ

MENSA(メンサ)とは、1946年にイギリスで創設された、全人口の内上位2%のIQ(知能指数)の持ち主であれば、誰でも入れる国際グループです。

JAPAN MENSA

と書かれています。

上位2%という数字は確かにIQ高いと言えそうですが、そう結論づける前に「そもそもIQって何?」という部分を掘り下げさせてください。

そもそもIQとは何か

IQとは1916年、

精神年齢 / 暦年齢 * 100 = IQ

と定義づけされ、はじめて登場しました。

しかしこの計算方法では、3歳が5歳の精神年齢を出した場合と、20歳が22歳の精神年齢を出した場合で大きく数字が異なってしまいいます。

そこで現在では1981年に登場した

(テスト得点 – 所定の年齢で期待される平均得点) / 所定の年齢の標準偏差 * 15 + 100 = IQ

という方式となりました。

ここで注目したいのは

  • IQの計算式に使われている「テスト得点」とは何か?

ということです。

余談ですが広辞苑やwikiは未だに1916年に生まれた計算式がIQの説明として使われていたりします。これはIQの説明としては確実に誤りです。

IQとはウェクスラー式知能検査で計測される数値

IQの計算式に登場した『テスト得点』というのは

  • ウェクスラー式知能検査

によって計測された点数です。

これは現在、WAIS-Ⅲという名前で実施されています。

2019年にWAIS-Ⅳが登場しました

WAIS-Ⅲで行われるのは

  • 言語性検査
  • 動作性検査

の2つで、それぞれ7種類のテストが行われます。

こうして計測される数値こそがIQ(知能指数)なのです。

このテストは標準偏差が15であるため、メンサに入会できるラインは130以上となります

メンサ入会テストで計測しているのは行列推理のみ

WAIS-Ⅲでは大きく分けて2つの検査が行われ、それぞれ7種類のテストが実施されます。

ではメンサの入会テストで行われているのはそれに匹敵するものなのかと言われると、答えはNoです。

WAIS-Ⅲにて実施される

  • 動作性検査の1項目、行列推理のみ

がメンサの入会テストで行われています。

つまりIQを計測するという名目としては不十分なテストなのです。

メンサ会員のIQが本当に高いか、実は不透明

というのが真面目に知能について勉強した場合わかります。

それゆえ私自身メンサ会員として活動しておりますが、「IQが高い!」なんていうのはとてもじゃありませんが恐れ多くてできません。

メンサに入会できたことで確実に判明するのは

  • 行列推理が得意である

という一点のみです。

メンサのIQは高いかもしれないが、そうじゃないかもしれない

本当のIQが計測できるWAIS-Ⅲの1項目である行列推理で好成績を収めていることは確かですから、他13項目でも高い結果を出して上位2%のIQとなるかもしれません。

しかし逆に行列推理以外てんでダメで大した結果を出せない可能性も十分ありえます。

メンサ会員になるメリット」を解説した記事にも書きましたが、

  • 交流を目的として、権威付けには利用しない

というスタンスがメンサ会員として取れる最適解ではないでしょうか。メンサであることを威張ったらおしまいですよ。

⇒現役メンサ会員が教える、入会することによるメリット

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