「本を読みなさい」
なんてことは中学生、高校生、社会人になっても言われたりします。
私は本を読むべき理由を社会人になってようやく理解したのですが、学生の頃はよくわかっておらず「本、本ってうるせぇなぁ」と思っていました。
なにせ大人が言うには「将来のためになるから」らしいですけれども、具体的な話は一切ありませんでしたから。
このページでは私と同じように、具体的に本を読むとどんなメリットが有るのかについて書いていきます。結論書いちゃうと、お金が稼げます。
情報化社会の現代において本は宝の山
本とは情報の塊です。
故に情報化社会においては金山とも言うべき存在と言えます。
工業化が盛んだった頃、工業機械は金の卵を生む鶏でありましたが、それと同じく情報化社会においては情報こそ金の卵を産む鶏なのです。
しかしこんな話をしたところで、「具体的にどうやったら情報が金の卵(お金)に変わるんだよ」という疑問が湧くだけでしょう。
安心してください、この記事では情報をお金に変える方法を具体的に書きますので。
家の蔵書で将来の年収が変わることも科学的に判明
ちなみにですが、科学的にも小さい頃から本に近い環境にいるだけで、将来の年収が21%向上するというデータがあります。
これはパドヴァ大学の研究で、フランスやドイツなど全9カ国から5280人の男性のデータを集め、家庭においてあった本の量と収入の関係性を比較した結果わかりました。
URL:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ecoj.12307/full
ちなみに本に寄る収入アップの効果を得るためには、10冊あれば問題ないという結論のようです。どれだけ蔵書量が多くとも、10冊以降の効果差は特にないとか。
情報をお金に変えるという話以前に、収入改善への効果が期待できるので、とりあえず本は読んでおけというありきたりな話になりますね。
情報をお金にする具体的な方法
さて具体的な話です。
情報をいかにお金に直接的に変えるのか。
最も一般人が迅速かつ手軽に始めることができるのは「ブログ」もしくは「動画」です。
例えば今あなたが読んでいるこのサイトは、『本は将来のことを考えた時読むべきかどうか?』という問題について、私が拾い集めた情報を集めて提供しています。
そうすることで掲載されている広告から収益が発生するので、情報をお金に変えることができるのです。
動画はYoutubeが全盛の現代において、よりわかりやすいビジネスモデルかもしれません。様々なYoutuberや動画投稿主が、実際に試してみた得た情報を動画にしてみたり、歴史上の偉人について解説してみたり。
本から得た情報をまとめ、ブログや動画といったコンテンツに変換するだけで、あら不思議。あなたは将来的に同い年の人より大金を得られるようになります。
もし面白おかしい生き物を動画にしたら……
ちなみにですが、もし図鑑なんかで生体が不思議な生き物をまとめ、動画にして投稿し続けたらどれぐらいお金が稼げると思いますか?
下記、『へんないきもの』というのを題材にして動画を投稿しているチャンネルがあります。
こちらのチャンネルを、SocialBladeと呼ばれる解析ツールに入れてみましょう。すると……
推定月間収益の欄を見てみると12万ドル以上という数字が出ています。日本円に直したら1200万円以上! 現代において情報がどれだけお金になるかわかってもらえるかと思います。
Youtuberのようにエンターテイメントを提供するだけが動画で稼ぐ方法ではないのです。情報をただわかりやすく見せる、そんなものをみんな欲しがっています。
大事なのは得た情報を別の切り口で提供すること
情報をお金に変えていく上で重要なのは、切り口を工夫するということです。
例えば「生物ちゃんねる!」なんてありきたりなチャンネル名をつけて、生物図鑑の情報をひたすら動画化していてはいつまでたっても稼げるという感覚は得られないでしょう。
なぜなら面白くないからです。
ここが難しいポイントですが、情報化社会はみんなが情報をお金に変えようとしているので、とにかく情報にあふれています。
そのためあらゆる情報をひと目見ただけで、興味惹かれるかどうかを消費者たちは判断するのです。
だからわかりやすく面白いと感じられる、そんな切り口を用意してあげなければ、得た情報をお金に変えることは難しいでしょう。
生物図鑑をただ読んでいては見逃してしまう、生体が面白おかしい変な生き物たち。そこに目をつけてまとめていったからこそ、上記に掲載したチャンネルは成功しているのです。
【結論】本を読むべき理由は、生活が豊かになるから
お金があるとできることが増えるし、自分のやりたいように生きられます。
それはすなわち生活が豊かであるということで、幸せでもあるということです。
本を読むというのは情報化社会において、幸せに生きぬくための武器を持つということ。
現代の資本主義社会という仕組みは、やればやるだけ富を得るけど、やらなければやらないだけ富を剥奪される制度であります。
みんなのほほんと、現代は平和であるように感じるかもしれません。ですが、我々は情報化された世の中で、知らず知らずのうちに戦わされています。
幸せに生きていきたいのなら、本を読んでみましょう。
PS:お金に直結する本はマーケティング系
「どんな本を読めば、稼げるようになるんだ?」
という直球ストレートな質問に答えておきます。
お金を稼ぐというのに必要なことは大きく分けて2つです。
工業化時代まではモノを作る知識のほうが安定して金銭を得られました、しかしグローバル化が進むにつれて、あらゆる商品は安価かつ高品質に作られるようになりました。
その結果モノを作る力は金銭へのつながりを失ってきています。
動画の話をしたときにも書きましたが、情報化社会において消費者たちは自分の必要なものかどうかを一瞬で判断するようになりました。
そんな一瞬の判断の中で、認識されるためにどうするか。それを考えていくのが人を集めてものを売る知識、いわゆるマーケティングです。
正直なところ、売るモノ自体は山程存在します。なぜなら認識してもらえないクリエイターたちが悲鳴を上げながら依頼を出しているためです。
ですので現代において、お金に直結する本はマーケティング関連の本ということになります。
特に情報化社会は言葉の世界でもありますので、言葉で人を操る技術である、コピーライティングについて学んでみるのが面白いかと。
ザ・コピーライティングという本は、私の人生を変えてくれた一冊ですので、ぜひ手にとって見てもらえたらと思います。もちろん無理にとは言いませんけれどね。
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