「私はアフィリエイターとして生計を立てている」身なこともあり、よく商品のレビュー記事を書きます。
全てがヒットするというわけではありませんが、大抵の場合様々な施策がヒットし月に数万円から数十万円を稼ぐ記事へと成長していきます。
さて私、沢山書いていく上で成功しやすいレビュー記事の傾向がわかりました。
結論から言えば焦点を一つに絞るということです。
【レビュー原則】一つのことだけ掘り下げる
例えば映画のレビューを書くのであれば、その中で印象に残ったワンシーンを取り上げていきます。
商品であれば他では見られない特徴を一つだけ取り上げて、徹底的にその部分を掘り下げていく。
レビューしたいモノやサービスの中で、取り上げるべき事柄は一つだけ。
これが私の経験則上上手くいったレビュー生地の特徴でした。
マーケティングにおいても鉄板の手法
「おすすめしたい商品にはいいところがたくさんあるのに一個だけなんてもったいない!」
そう思うのは当然なのですが、実は広告マーケティングなどの世界においてもアピールする特徴は一つにするという鉄板ルールが存在します。
テレビCMなんかを見てもらえばわかると思いますが、視聴者にアピールしているポイントは一つだけのはずです。
このことからも一つのことだけを掘り下げるほうが結局うまく行くということがわかってもらえることかと。
『君の名は』の感想から2つの事例を確認する
1:
2:

1つ目の感想記事は全体の内容に触れつつ、どう感じたかをまとめています。
2つ目の記事は「君の名はに感じた童貞臭さ」という内容に焦点をあてて、どうしてそう思ったのかを掘り下げる内容です。
実際に目を通してもらえればわかると思うのですが、圧倒的に2のほうが面白いと感じます。
どうしてこのような現象が起きるかといえば、人は複数の要素をまとめて提示されると混乱してしまうからです。
「人間が先延ばししてしまう7つの原因」に目を向けてみると、その中に”曖昧さ”という言葉があります。
複数の要素を提示されてしまうと、内容が曖昧になってしまうので興味が薄れ、結果面白さが欠けてしまうわけです。
面白くないレビュー記事を誰が読むのでしょうか? 稼げるレビュー記事を書きたいのであれば、焦点は一つだけに絞りましょう。
検索エンジンでも面白いほうが高評価
「全体的に拾ったほうが検索上位に表示されやすいのでは?」
という意見もありそうですが、先程あげた2つの記事の位置関係は2つ目のほうが上でした。
このことからも焦点は一つに絞ったほうが有利であることがわかってもらえるはずです。
どうしてこのような結果になるのでしょうか?
現在の検索結果はアクセス解析のデータからユーザーの評価を推測して、ある程度反映していると言われています。
レビュー内容が面白い・読みやすいということがユーザー評価の改善に繋がり、上記のような結果につながったのではないかと推測可能ですね。
一つだけに絞ると書きやすいのも良い点
全部をぼんやりと回収しようとすると、書いている本人も割としんどいです。
どうしてそうなるかといえば、回収すべき情報が増えすぎるから。
仮に商品の良い点が5個あったとして、それら全てを回収しようとしたら結構な労力がかかります。
一つの事柄に800文字ずつテキストを入力しようと思ったら、それだけで4000文字超えですからね。大変です。
しかも全てを拾おうとすると、逆に上位表示できなかったりするので骨折り損のくたびれ儲け。
一つだけに情報を絞ったレビュー記事は、書き手目線からしてもメリットのある手法なのです。
レビュー記事で一つのことだけを掘り下げるメリット一覧
- 読者からの好印象
- 検索結果での上位表示
- 書きやすい
この手法を扱う場合、一つだけ注意すべき点があります。
それは記事内容が薄くなりすぎる可能性がある、という点です。
一つのことだけに絞ってしまえば、扱う情報量が減ってしまうわけですから、当然文字数を稼ぐことも容易ではありません。
まあただ、文字数を増やせば簡単に稼げるという時代でもありませんから、そこまで気にする必要もないのですが。
そうそう。
もしあなたがレビュー記事を書いて、収益を上げていきたいと考えている人なのであれば、収益アップ系の記事も合わせて読んでいただけたらと思います。
無理に読んでくれとは言いません。
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